この6月、実験をしていました。
テーマは
「たんぱく質を摂る日と摂らない日の身体に及ぼす影響はどないや?」
です。
経緯
もともとプロテインは定期的に摂取しており、
日ごろの食事もなるべくたんぱく質が多いものを食べるようにしているので、
重要性はわかっているつもりです。
しかし摂取しない日と摂取した日の身体に及ぼす影響は、
明確に体感できるほどわかってはいませんでした。
なので今回意図的にプロテインを飲まない期間を設け、
実際に身体がどう感じるのか意識しながら生活してみることにしました。
ルール
2019年6月の前半 →プロテインは摂取しない
2019年6月の後半 →プロテインを摂取(基本は朝晩。時間がなくて飲めないときがあっても全然OK)
結論
予想通りの結果でした。
全て予想通り。
理論的にタンパク質摂取に対してのメリットは知っていますので、
どうなるかは想像ついてましたが、まず結果から書くと、
- 一日終わっての身体の疲れ具合が全然違う →仕事終わりでもアクティブ
- 昼食後の眠気がひどくならない
- 次の日に持ち越す疲労度が全然違う →圧倒的に楽
- 疲れを持ち越さないので活動的になれる
- 前向きな気持ちになれる
- 寝起きが良い
上記項目はすぐ体感できました。
プロテインを飲まない理由が全くわかりません。
全ての人に勧めたいプロテイン
こんなにすぐにメリットを体感できるのに、なぜたんぱく質を飲まない人がほとんどなのか。
やっぱりイメージですかね。
- 筋肉ムキムキになる人が飲む
- 太る
- 不味い
みたいなことをよく耳にしますが、そんな訳がないですよ!!
全部間違い。
間違ったイメージだけでこんなに栄養価の高いものを食べないなんて、
絶大な機会損失です。
何が間違っているのか一個ずつ見ていきましょう。
筋肉ムキムになるから…
プロテイン飲んでるだけでは絶対になりませんね。
99.9%なりません。
残りの0.1%は人間じゃなくて、戦闘民族サイヤ人という人型の宇宙人のことです。
筋肉をつけるのに必要なのは筋トレです。(ここでの筋トレの意味は、基本的に筋組織が破壊される行為のことを指します。肉体労働などで筋肉がつくことは当然あります。)
筋トレやってプロテイン飲まなくても筋肉つきますが、
その逆はあり得ません。
何回も言いますが、
それが可能なんは、人間じゃなくて戦闘民族サイヤ人という人型の宇宙人。
筋肉が大きくなる(つく)仕組みは、筋組織の破壊です。
トレーニングをして傷ついた筋組織が、睡眠等の休息で回復していく過程で、
同じ刺激では組織が壊れないようにより強く回復することで、筋肉がつく(大きくなる)わけです。
休息時、身体は損傷の多い部分から栄養(タンパク質)を使って修復していきます。
筋トレは普通に生活していれば起きることのない刺激です。
当然身体は筋トレの刺激で壊れた組織を異常反応と察知して回復させます。
しかし組織修復時に材料のたんぱく質が少なかったら、修復に全力が出せません。
つまり修復が遅れるわけです。
そんな時プロテインは組織の回復をサポートするのに非常に役に立ってくれます。
筋肉の材料はタンパク質ですからね。
筋トレした後にプロテインを飲むことで、重点的に筋トレで破壊された部位にタンパク質がいきわたり、回復が早まるというわけです。
回復が早くなれば、当然筋トレをする機会が増えますね。
筋トレが沢山できるので、筋肉もどんどん成長していきます。
つまり、プロテインを飲んでもガチで筋トレしないとムキムキになりませんので、
安心してください。
ちなみに、
筋肉以外でタンパク質はどこに使われるの?という声もよく聞きますが、
皮膚や髪の毛、爪、臓器等、全部タンパク質です。
筋トレせずにプロテインを飲んだら、そういった部分の回復に栄養が使われます。
寝ても疲れがとれない方、絶対にタンパク質不足です。
疲労回復に使う栄養が圧倒的に足りていない。
現代社会で圧倒的に摂取されているのが糖質(炭水化物)と脂質(油)です。
一方ジャンクフードの発達により、タンパク質とビタミンは大いに不足しています。
これは明らかな栄養不足。
糖質と脂質でお腹いっぱいになりますから意識しにくいですが、
これは明らかな栄養不足です。
車検を通さず、メンテもせず、オイル交換もせず、
ひたすら走り続ける車やバイクと一緒の状態だと僕は考えています。
動くけど、部品はサビてくるし、乗り心地もどんどん悪くなる。
この例えを人間の身体に置き換えれば、
疲れが取れないイメージは持ってもらえると思います。
太るっていうじゃん?
いや、太りません。
プロテインで太るとかありえません。
仮に太ったならそれはプロテインのせいではなく、日ごろの生活習慣のせいです。
パッケージに書かれている栄養成分表見てもらえればわかると思いますが、
摂取カロリーも全然高くないです。
むしろタンパク質以外にも、ビタミンやカルシウムなどいろんな栄養が詰め込まれまくってます。
いつもの食生活にプロテインを追加したら多少摂取カロリーは増えますから、
太ってしまったらプロテインのせいで太ったと考えてしまいがちですが、
そこで摂取をやめるべき食品はプロテインではなく、
お菓子とかジュースだと僕は思います。
あとは大量のお酒とかね。
プロテインをやめることはなんの根本解決にもなってません。
不味いっしょ?
今のプロテインはめっちゃくちゃ美味しいです!
牛乳と割ったら、ラテに大変身!
僕は自分の子供ができたら絶対にジュースじゃなくて牛乳で割ったプロテイン飲ませます。
子供にジュースを飲ませるメリットが見つかりません。
本当おいしいから、マジで一回飲んでみそ。
じゃあどれを飲んだらいいの?
今は各メーカーから本当にいろいろなプロテイン発売されています。
動物性・植物性か、購入キロ数は何キロか、ホエイ・カゼイン・ソイのどれにするかなどです。
これは個人的な考えですが、ガチで筋肉を鍛えるために飲むわけではないので、
正味の話どれでもいいと思います。
手の付けやすい有名どころで安いやつでいいんじゃないかと。
今ではドラックストアでふつーに売ってます。
味の個人差もありますし。
1キロとか500グラムの小さいサイズを買って飲んでみて、
続きそうな味を継続して飲んだらいいと思います。
ちゃんと飲むことが習慣づいたら、そこで種類やメーカーにこだわったらいいんじゃないかと。
まずは恩恵を身体で感じることが一番大事かなと思います。
半信半疑でも結構ですんで、試しに継続チャレンジしてみてください。
絶対に飲んだ方が良いから!
マジで!!!!