自己の棚卸し。
- 2017.08.23
- 自己啓発

自分のことをよくわかっているという人は、
自分では思っていても、本当にわかっている人は案外少ないと思う。
人にはいいところ悪いところがあり、本当に全部わかるためには、
自分の悪い部分、嫌いな部分から目を背けずに見つめなおさなければけないからだ。
基本的に人間は自分が一番かわいい生き物だ。
そういった部分に蓋をしてしまっている人も多いと思う。
まさに僕が典型的なそのタイプだった。
気分で何でも行動判断してきた僕は、その考え方がきっと根底にあったのだろう。
自分を棚下ろす。
自分がこれからどう生きていくか、どう行動していくかの指針は、なんとなくではいけない。
今の自分の立ち位置をしっかり把握した上で、行動していく必要がある。
棚卸しする内容は
- お金
- 時間
- 自分のすべきこと
- 人間関係
- 持ち物
に分類されるのではないかと考えている。
それぞれ何をどうすべきか、書いていこうと思う。
1、お金
お金の棚卸しができていない人は、
お金遣いが荒かったり、借金があったり、貯金がなかったり…
という人が多いのではないか。
自分の金銭状況がわかっていないということは、資本主義の日本では特に危険なことである。
- 毎日どれくらいのお金を使っているのか
- 収入はどれくらいなのか
- 毎月の固定費は
- ローンはあるのか
- 無駄遣いはしていないか
- 自由に使っていいお金は毎月いくらか
- 今買おうとしているものは、本当に必要で価値のあるものなのか
- 将来の蓄えは?
- 今職を失っても生きていけるのか?
- 銀行口座の整理はできているか
こういったことがわかっていない場合は、一度お金の棚卸しをしてみたほうがいいだろう。
お金は絶対に必要だ。
今は問題なくても、これから先、大きな問題にぶち当たる可能性は、誰にでもある。
お金の問題から逃げず、きちんと向きあった人が、上手にお金と付き合うことができる。
その事はしっかりと頭にとめておきたい。
2、時間
今自分が何歳で、何歳までにどんな自分になっていたいのか。
一度きりの人生、毎日をなんとなく生きているその日暮らしでは、あまりにももったいない。
なりたい自分の姿があるのなら、その目標に向かって、毎日を充実させて生きていきたいものだ。
別に理想の自分像がなくても、車がほしいとか、マイホームがほしいとかでもいいと思う。
ただなんとなく生きるよりも、日々の行動に意味づけをし、毎日を充実させよう。
期限と目標を決めたら、現時点までの時間を出して、逆算する。
そうすれば今自分がすべきことがきちんと見えてくる。
行動指針がある人生とない人生では、明日の自分に差はなくても、半年・一年後の自分とは大きな違いが出ているはずだ。
3、じぶんのすべきこと(TO DO)
やるべき事が多すぎて、パンク状態になっている人は多いと思う。
まずは自分のすべきことを、すべて書き出そう。
それだけでも気持ちがすっきりするはずだ。
そこまでいったらしめたもの。
それぞれのTODOに期限があるはずだ。
優先順位を決めて番号を割り振り、ひとつずつ順番に確実にこなしていこう。
やることが決まれば、ほかの事を考えなくてもいいので、集中力もあがる。
目の前のことを淡々とこなそう。
4、人間関係
人間関係の棚卸しと聞くと、人をモノ扱いしている印象を受ける人もいるかもしれないが、それは違うと思っている。
長い人生の中で、多くの人と出会いと別れを繰り返す。
一生の付き合いをする友人、家族もいる一方で、仕事上の割り切った関係の人や嫌いな人もいるだろう。
人間関係は自分の人生を豊かにするために、避けては通れない大事な部分だ。
人間関係が破綻している人は、絶対に充実した人生は送れない。
ましてや、今の世の中はSNSが出会いの主流のひとつにもなっている。
会ったことがない人でもつながれる時代だ
今となっては訳のわからないアドレスやこれ誰だったっけ?という人がもしいるならば、
一度整理してみてもいいかもしれない。
5、持ち物
家が物だらけの人、整理整頓ができていない人は、心の状態が現れているというのをよく聞く。
自分の家がすっきり整理整頓されている人は、心の中も整理整頓されているものだ。
極端な例だが、ごみ屋敷に住んでいる人の心がきれいすっきり整理整頓されているとは、
僕自個人としては、少し考えにくい。
周りを見渡せば、必要ないものは絶対にある。
もしそういったものがあれば、それは売ってしまうなり処分してしまうなりしてしまおう。
今はメルカリやジモティなど、個人がモノを販売する方法が確立されている。
自分の身の回りの整理と一緒にお小遣いもできればまさに一石二鳥。
少し前には断捨離ブームもあった。
一回チャレンジしてみてはどうだろうか。
まとめ
今紹介した事を一番伝えたいのは、実は僕自身だ。
それくらい僕自身、甘えた生活を送ってきたと思っている。
また、棚卸しは一回やって終わりじゃない。
都度都度棚卸しを行い、今時分がどこにいるのか、しっかりと自分を知りながら、充実した毎日を送っていきたい。
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